(1)おでい:産地から運ばれたじゃがいもは、工場でよくあらいます。この時にあらいながされた土しゃなどは、かんそうなどを行い、ばいよう土などに使われます。
(2) いも皮など:よく洗ったじゃがいは皮をむき、その後、人の手でじゃがいもを切ったり、じゃがいもを選別したりします。ポテトチップスのあがり方や味つけが一定になるよう、じゃがいもの大きさをそろえ、いたんだ部分があれば取りのぞきます。これらの工程(こうてい)で出た 皮やいもへんなどは、加工しょ理工場で、発こうなどをへてたいひ(ゆうきひりょう)になります 。
(3) でん粉:じゃがいもをうすく切ると、その表面には じゃがいもにふくまれるでん粉がついています。そのまま油であげるとポテトチップスのこげの原因になるためあらい流します。あらい流したでん粉は水と分けてかんそうさせた後、水分を調整し、加工工場で養しょくされる魚のえさなどに生まれ代わります 。
(4)パッケージぶくろや包材(ほうざい)など:作っている商品を切りかえる時や 作っている途中(とちゅう)に出た パッケージぶくろなどのくずは、粉ごなにしてあっしゅくし、かためて固形ねんりょう(じょねんざい)として使われます 。
(5)選別で取りのぞかれた商品:選別商品にならなかったチップスは、加工工場で粉ごなにしてあっしゅくされ、そこから出た油分は工業用せっけんに加工し、残った固まりは、かちくのえさに利用されます 。